レトルトカレー誕生記～その弐～

※過去記事参照※
①レトルトカレー誕生記～その壱～　コチラ↓↓

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そもそもレトルトカレーってどうやって作るんだ？？

全く未経験の分野への進出でもあり、
まず第一に、その市場状況を知らなければなりません。

経済研究機関や食品組合に数か所に問合せ、
大手メーカーの研究資料を引っ張り出して片っ端から調査していくと、
カテゴリとしてのレトルトカレーは、
数量・売上・種類を含めた市場規模も成長率も突出していることが分かりました。

一方では、
「競争が激しく苦戦を強いられる」
「大手に対抗出来るわけがない」と敬遠されがちな市場。



でも、まずは「魚が沢山いる場所に釣り糸を垂れる」


ことが、
自分たちのプラス経験値に大きく貢献してくれるハズ。

過去のいくつかの経験からそんなことを考えました。


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カレーでいくつか計画を考えて上司に相談してみよう！


そう考えてはみたものの、肝心の

販売方法をどうするか？という問題が立ちはだかります




手始めにいくつかのＯＥＭ　（製作請負）工場のホームページを調べていくと、、、

工場の最低製作ロットは少なくとも3000～4000個前後。


当時は販売先様も問屋様も全くの未開拓で、
その名前すら満足に知らない完全な素人状態。



4000個という数量は、当時の自分にとっては途方もないもので、
とても販売しきれるイメージが湧きませんでした。

あちこちの製作業者にカレーの製作サンプル依頼をかけていこう！


と意気込んでいたのですが、
そんな膨大な在庫を抱えてしまうような計画では、
とても実行に踏み切れません。



やっぱりレトルトカレーをイチから作って販売しようなんて、無理だよな、、、




悶々と悩む日が数日間続きました



つづく。。。





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