レトルトカレー誕生記~その参~

伊豆・函南の発信BLOG

2014年09月15日 11:09

※過去記事参照※
①レトルトカレー誕生記~その壱~ コチラ↓↓
②レトルトカレー誕生記~その弐~ コチラ↓↓

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原材料としての野菜類を探していたボクが真っ先に飛び込んだのは、
地元のJA

他社のレトルトカレーを提案した際に、
「他の地域産ではなく、この地元産のレトルトカレーがあれば、、、」と
ふとしたご提言を下さったI氏が部門を統括する、
JA本店の事務所です。




ふくよかな身体で豪快に笑い、
屈託なく冗談を織り交ぜながら
まるで自分を部下のように可愛がって下さるI氏。

今思えば彼との出会いが、
その後の商品開発から販売までの予想外の成果に
大きな影響を及ぼすことになりました。






「 I 課長、、、自分なりにレトルトカレー企画を考えてはみたんですけど、
もうね、数量がケタ違いでとても売り切れないです。
4000個ですよ。夢のまた夢ですよこんな数字、、、 」





「お前さんそーんな深刻な顔で来られたらこっちまで具合悪くなっちまうよワッハッハッハ!
まーほれ、コーヒーおごってやるから一杯やろうぜ!」








ひとしきり他愛もない話で場を和ませてくれたI氏。






「あーでも待てよォ、、、
 
ウチの野菜使うんだったら、ウチの総会の粗品で使えるかもわかんねえなあ。」




I氏がふとこんな言葉を口にしたのは、
まだ缶コーヒーを半分も空けていないくらいの些細な時間の後。



目の前の分厚い雲がパッと開けたような、忘れられない印象的な提案でした。




「一回の総会で500も1000も人が集まるんだから、、、
一人に2~3個配れば、、、
半分の2000個くらいはウチで買い取れるかも知んねえなあ! 
ちょっと専務と理事長あたりに聞いてみてやるよお」


!!



販売管理元であるJAのノベルティとして大量に使用して頂き、
なおかつ先方が運営する直売所で販売していく。

総会粗品として2000個という数字が実現可能であれば、
直売店での販売も加わりそれを上回る数量の販売計画が立つ事になります。

加えて、
地元地域野菜を使った商品企画としてしかるべき申請を整えていけば
地元行政からの補助金を受け取ることが出来る、
いわゆる「6次産業化法」の存在も知ることが出来ました。



週明け早々に行政担当者との面会をI氏に手筈してもらい、
それまでにある程度の企画内容を組み立てていこう。


会社に戻り、自分の話を聞いた上司ははじめこそ驚いたものの、
じゃあ、とりあえずいろいろ業者当たってみたらどうだ?と、
この唐突な提案を受け入れてくれました。




ひとまずやってみよう!





事前に手当たり次第に集めた資料と、
補助金申請に必要な内容の整理、
委託請負業者の情報収集など夢中になって動き回り、
次の目標である「助成金の認可」に向かって動き出したのでした。





つづく。。。

※過去記事参照※
①レトルトカレー誕生記~その壱~ コチラ↓↓
②レトルトカレー誕生記~その弐~ コチラ↓↓




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